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【ISO St2】手工具で行う素地調整について

【ISO St2】手工具で行う素地調整について
ISOとは国際標準化機構(International Organization for Standardization)の事で、あらゆる分野で国際規格を作成しており各国の代表的標準化機関から構成されています。
SP-2(ハンドツールクリーニング)は肉眼で見える表面の密着性の弱い付着物(油、汚れ、錆、酸化物など)は取り除きますが、強固に密着した付着物は許容されます。
一般的にSSPC SP-2と同等の規格とされています。
【SSPCの規格については下記リンクを参照ください】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/208826
【SSPC SP-2】手工具で行う素地調整について
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/219286/

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『素地調整について』
素地調整とは「表面を塗装に適した状態へ変化させる」作業の事です。
一般的にケレン作業とも呼ばれサンドペーパーやディスクサンダーと言った電動工具、ブラスト加工などで表面に付着している異物を除去します。
【仕様書に書いてある「素地調整」や「下地処理」ってなに?】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/205186

『ISO St2とは』
ISOはスイスのジュネーブに本部がある非政府機関であり、国際的に共通する規格を制定する事を目的としてます。
そこで定められた素地調整の規格の1つとなります。
手工具であるやすり・ワイヤーブラシ・スクレーパーなどを使用し表面処理を行います、
表面に弱く付着した錆、ミルスケール、塗膜などの有害物質は除去しますが、固着した錆・ミルスケール・塗膜は許容されます。
ISO規格では「ブラスト施工前の鋼材の状態」と「ブラスト施工後の鋼材の状態」を写真で比較しており、実際の写真と製品を見比べて加工の合否を判断します。
【その他ISO規格の素地調整についてはこちら】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/210553/

『ISO St2の作業方法』
1.表面に付着しているスラグなどを除去する。
2.表面に付着している油脂、グリスなどを溶剤などを用いて取り除く。
3.手工具にて表面に弱く付着している有害物質を取り除く。
4.清潔な乾燥空気で埃やゴミを取り除く。

『ISO St2の注意点』
作業上の危険性
・工具を使用しますので、適切な保護具を着用する必要があります。
汚染状態の確認
・使用する工具は水分、油分が含まれていない事の確認が必要です。
作業要領について
・表面を過度に粗くする又は滑らかにすると塗膜の早期剥離の可能性があります。
・ISOビジュアルブックの写真と比較し、加工の合否を判断します。

『ISO St2で行うメリット』
SSPC SP-2は手工具で素地調整を行う場合の規格となります。
ブラストや電動工具を使用する場合は設備が必要であり、粉塵や騒音が発生しますので周辺環境を考慮しこれらの作業が難しい場合などで選定される規格となります。
また莫大な作業時間とコストが必要となるので大規模・広範囲に対しての作業には向いていませんが、一部損傷した塗装を修正する場合などにもSP-2にて素地調整を行う事もあります。
設備が必要でないので便利な方法ではありますが、固着した錆・ミルスケール・塗膜を除去する事ができません。
【素地調整の規格 見本】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/189213

『まとめ』
St2は素地調整の規格であり、ブラストではなく手工具を使用する方法です!
付着力の弱い有害物質の剥離は必要とされますが、固着したものに限り許容されます。
加工範囲が広範囲・大規模の場合には膨大なコストと作業時間が必要となるため不向きとなりますが、ブラストや電動工具での素地調整が難しい場合に使われる規格となります。
どの程度素地調整が必要となるか?は鋼材の状態によって変わってくるため、要求基準を明確にしておかなければ早期の塗装不良へと繋がる恐れがあります。
要求基準の判断が難しいので要求・施工には注意が必要です。

【錆を落とす方法と防止方法|錆の原因についても紹介】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/228565/
【なぜ?鉄が錆びるメカニズムと対策】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/225748/

原田鉄工ではSt2での素地調整も対応しておりますが、
St2の素地調整では洗浄度・密着性が不十分の可能性があるので、基本的にはブラストでの素地調整を推奨しております。
国内・国外向けの多くの製品へブラストと塗装を施した実績があり、製品の長寿命化とメンテナンス頻度を削減する事で「コスト」「資源」の削減へ貢献してきました。
数少ないブラスト・塗装の一体型工場ですので、ブラスト後は社内で直ちに塗装する事が可能です。
また適切な管理が必要となる塗膜厚についても厳しく検査・管理を行いますので、ムラの無い均一な塗膜を形成させる事ができます。

グレードの高い素地調整を行えばそれだけコストが必要にはなりますが、その分塗膜は長持ちしメンテナンス頻度を減少させます。
塗膜寿命は素地調整に大きく左右されます。
【金属塗装 剥がれ 原因】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/185104/
【LCC(ライフサイクルコスト)を低減させる塗装】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/192117/

◎素地調整(英語:Surface preparation)
素地をより塗装に適した状態にする処理の事です。
素地調整で素地のサビ・汚れ・劣化した塗膜など除去し、更に形成した凹凸によって塗料の付着性を大きく向上させます。
塗装寿命に影響する原因は素地調整によるものが50%を占める程、重要な処理となります。
◎ケレン
ケレンは元々英語のクリーン(Clean)から来ているようで、塗装前の下地を綺麗にするという意味になります。
1種ケレン~4種ケレンまで工法と除錆率により分類される。
塗装物に対して塗料の密着性を向上させるために表面に凸凹のキズをつけたり、中古品なら古い塗料や錆を剥がすなど行います。
◎塗膜(英語:Coating film)
塗装した塗料が完全硬化した塗料の被膜。
塗膜により塗装対象物を覆い隠す事でサビや劣化から保護します。

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原田鉄工 ブラスト設備
グリットブラスト・サンドブラスト どちらも自社製
幅7m×奥行10m×高さ3.5m
【1種ケレンってなに?ケレンの方法と種類について】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/202074/
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ブラスト・塗装の事ならお任せください。
ご相談、御見積りはこちらから
https://harada-tekkou.co.jp/pages/38/
原田鉄工株式会社 広島
TEL:082-232-2445
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担当:垰(タオ)
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金属塗装の剥がれ対策|プロが教える長持ちの秘訣

【金属塗装の剥がれ対策|プロが教える長持ちの秘訣】
金属製品の寿命と美観を左右する重要な要素、それが塗装です。
しかし時間の経過とともに避けられないのが塗装の劣化と剥離。
原田鉄工株式会社は広島を拠点に金属塗装のエキスパートとして、最先端の技術と豊富な経験でお客様の大切な資産を守り続けています。
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『塗装剥離の主な原因:不十分な下地処理』
塗装の剥離は、単なる見た目の問題ではありません。
金属の腐食や劣化を引き起こし、製品の寿命を大幅に縮める可能性があります。
塗装剥離の最も重要な原因の一つが、不十分な下地処理です。
【塗装は下地で性能が決まる!?】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/229378/

『下地処理の重要性』
1. 密着性の確保
適切な下地処理は不純物を除去する事で、塗料と金属表面の密着性を大幅に向上させます。
また研磨によって作られる細かな傷によって塗料の付着性が向上します。
これにより、長期間にわたって塗膜の剥離を防ぐことができます。
2. 腐食の防止
腐食が進んだ表面に塗装を行っても、腐食を完全に食い止める事はできません。
錆や酸化被膜などを全て除去した後、塗装を行う事で腐食を防止する事が出来ます。
3. 塗膜の耐久性向上
適切に処理された表面は平滑化されるため、塗料がより均一に付着します。
そのため塗膜の美観・耐久性が大幅に向上します。
【仕様書に書いてある「素地調整」や「下地処理」ってなに?】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/205186/

『2種ケレン、3種ケレンの限界』
2種ケレンや3種ケレンといった「電動工具」「手工具」での手法が多く用いられますが、これらには限界があります
1. 不完全な表面処理
これらの方法では、強固に付着した錆や劣化した塗膜といった不純物を完全に除去できません。
また目に見えない錆や汚れが残存する可能性があります。
2. 密着力の不足
残存する不純物の影響で塗料の密着力が十分に得られず、早期の剥離につながります。
また電動工具は過度に処理を行うと表面が滑らかになりすぎ、塗料が密着する事が出来なくなります。
3. 長期的な保護力の低下
不十分な下地処理は、長期的な金属保護において大きな課題となります。
結果として1種ケレンであるブラスト処理を行った製品と比較し、耐用年数に大きな差が生まれる事となっております。
【徹底比較】1種ケレンと2種ケレンの違いは?
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/217157/
【金属塗装が剥がれる原因】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/185104


『原田鉄工の革新的アプローチ:ブラスト処理』
原田鉄工では塗装剥離の問題に対して、最も効果的な下地処理方法であるブラスト処理を採用しています。
1. 完全な表面クリーニング
金属表面の錆、スケール、古い塗膜を完全に除去し素地を露出させます。
対象素材に適合する研削材を使用する事によって、ステンレスやアルミなどにも施工可能です。
2. 微細な凹凸の創出
表面に形成された微細な凹凸へ塗料が入り込み硬化する事で、塗料の密着性は飛躍的に向上します。
結果として塗膜は長期間剥離する事がありません。
3. 均一な表面処理
タンクや組立品のような複雑な形状の製品でも、均一な表面処理が可能です。
熟練の作業者がムラのない表面を作り出します。
4. 高速処理
原田鉄工の高圧エアー式ブラストは大規模な製品でも、効率的に処理を行うことができます。
また処理後は迅速に防食塗装を行い、錆の発生を防ぎます。

『ブラスト処理の工程』
1. 事前検討
金属の種類、腐食状態、既存の塗装状態を図面・製品を確認しながら打合せを行い処理内容を検討します。
処理が不必要となる機械加工面などは養生を行います。
2. ブラスト材の選択
金属の特性に合わせて最適な研削材を選定します。
また必要となる表面の面相度などによって研削材の粒度を決定します。
3. ブラスト処理
高圧で噴射された研削材により、表面を清浄化します。
均一に必要とされる洗浄度まで仕上げます。
4. 表面検査
処理後の表面状態を綿密に確認し、必要に応じて再処理を行います。
5. 防錆処理
ブラスト処理後は金属素地が露出するため、最低でも4時間以内の防錆処理が推奨されます。
原田鉄工は塗装工場一体型ですので、即座に塗装工程に進むことが可能です。

『原田鉄工の強み』
1. 一貫した工程管理
ブラストから塗装まですべての工程を自社で管理することで、高品質な仕上がりを保証します。
また製造部もありますので材料からの製作はもちろん、補修が必要な場合などにも対応可能です。
2. 豊富な経験
長年にわたる実績と多様な業種での施工経験を活かし、お客様のニーズに最適なソリューションを提供します。
3. 最新技術の導入
常に業界の最先端を行く技術を取り入れ、効率的かつ高品質な施工を実現しています。
4. 環境への配慮
低VOC塗料の使用や環境に優しい剥離方法の採用など、環境負荷の低減に努めています。
5. アフターフォロー
施工後のメンテナンスサポートも充実しており、長期的な視点でお客様の資産を守ります。

『お客様の声』
(製造業 A社様)
長年使用してきた工場設備の塗装が劣化し、困っていました。
原田鉄工さんに相談したところ丁寧な説明と提案をいただき、安心して依頼することができました。
ブラスト処理後の塗装は見違えるほど美しく、耐久性も向上したと実感しています。
(建設業 B社様)
橋梁の塗装剥離で頭を悩ませていました。
原田鉄工さんの革新的なブラスト処理と塗装技術のおかげで、長期的な保護が可能になりました。
コスト・納期面でも納得のいく提案をしていただき、大変感謝しています。

『まとめ』
金属製品の塗装剥離を防ぐ最大の秘訣は、適切な下地処理にあります。
原田鉄工株式会社は最先端のブラスト技術と豊富な経験を活かし、お客様の大切な資産を守るための最適なソリューションを提供しています。
塗装の剥離でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

【金属塗装が剥がれる原因】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/185104
【原田鉄工株式会社|広島で一貫して行えるブラスト・塗装工程】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/195780/
【金属の塗装を剥がす方法】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/204459/

塗装剥離や防錆処理でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
経験豊富な専門スタッフが、最適なソリューションをご提案いたします。
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汚れ・キズから表面を守る養生!現場で使われている道具と方法

【汚れ・キズから表面を守る養生!現場で使われている道具と方法】
現場作業では作業に取り掛かる前に必ず「養生」を行う必要があります。
現場でよく言われる養生とは表面を汚れ・キズなどから表面を保護するために行う作業の事を指します。
今回は養生についてよく使用されている道具と方法について紹介します!
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『養生とは?』
養生とは一般的に健康状態の維持を心掛ける、病気やケガなどからの回復に努めるなどの意味で使われます。
しかし、工事現場や建設・道路工事、塗装現場などの現場作業における「養生」は少し意味合いが異なります。
マスキングとも呼ばれたりしますが現場作業の養生とは「汚れ、傷、破損から守る」ための作業の事を指します。

『養生が必要となる場面』
養生を怠ってしまうと大切な製品の破損や精度低下、周囲に多大な迷惑が掛かるため
大きなトラブルの元となってしまいます。
様々な職種や場面でも養生は必要となります。

・引っ越し
搬出・搬入する経路の壁や床などが損傷しないように保護シートを貼る。
家財道具が破損・傷付かないようエアキャップなどの緩衝材で包む。
・工事現場
周囲に粉塵や騒音などの被害が無いように足場全体をシートで被う。
車両など工事によって汚れなどの影響がある場合には不繊布性のカバーで覆う。
・塗装現場
塗装不要箇所に塗料の付着が無いようにテープやシートで隠す。
周辺に塗料の飛散を防止するために、作業環境周辺を覆う。

地味で大変な作業ですが、養生を丁寧に行う事によって仕上がり向上やトラブルを回避する事ができますので、作業現場ではまず最初に取り掛かる作業となります。

『養生に使用する道具と使い方』
養生は「目的」や「対象物の形状」、必要となる「強度」や「範囲」によって使用する道具を使い分ける必要があります。
そのため各メーカーより色々な養生資材が販売されていますが、今回は代表的な養生に使用されている道具と使い方について何点か紹介します。

・マスキングテープ
養生のみでなく、近年には様々な模様やキャラクターがプリントされた装飾用テープとしても人気のマスキングテープです。
養生としての使い方はキズや汚れが付かないようにテープを貼って覆い隠す、その他養生資材を固定するために使う事が多いです。
特徴としてはものすごく薄いテープなので強度は低いですが、切ったり貼ったりの加工が容易に可能で、粘着力が弱いため剥がした時の糊残りや製品を損傷する可能性が低いです。

・ガムテープ(養生テープ)
資源ごみ、可燃ごみなどゴミ出しには欠かせないガムテープです。
こちらは養生テープと呼ばれる粘着力を弱くしたものと、ガムテープがあります。
養生テープの使い方は基本的にマスキングテープと同じような形です。
ガムテープの種類にはテープに繊維を含ませた布テープと呼ばれるものもあり、布テープは厚みがあり粘着力・強度が高いので原田鉄工ではブラスト加工時などに加工が不要な部分へ数枚重ねて張り付ける事で強力な養生を行っています。

・マスカー
テープに透明なビニールシートが付いたマスカーです。
テープを1ヵ所貼るだけで広範囲を一度に覆い隠すことができます。
ビニールシートはものすごく薄いので強度は低いですが、接触の可能性が低い部分や
粉塵の飛散・付着の防止などに活用します。
原田鉄工では塗装時、広い範囲で無塗装箇所があった場合などに張り付けたり、周囲で別の塗装を行う、出荷前の汚したくない製品などへ貼り付け養生を行ってます。

・段ボール
梱包もできるし、養生もできる万能な段ボールです。
段ボールにはよく見る紙製とプラスチック製の2パターンあります。
プラスチック製はもちろん、通常の紙製段ボールも実はかなりの強度があります。
また切ったりする加工も容易なので、原田鉄工ではブラスト・塗装加工時に広範囲を養生する場合などは段ボールを使用しています。

・ボルト、ゴム栓
タップ穴と呼ばれるネジが切ってある穴、細かい機械精度で開けてあるリーマ穴など精度が必要となっている穴を塞ぐのに使うのがボルトやゴム栓です。
こちらは穴に色々な規格があり、多くの種類があるのでそれに対応するボルトやゴム栓も多種多様にあります。
ボルトを使用した場合は養生に時間がかかりますが、回す以外で外れる事が無いので確実な養生ができます。
ゴム栓は先端が細い円錐状なので差し込むだけで簡単に養生が可能ですが、簡単に外れる事もあるので注意が必要です。

『養生作業の注意点』
養生を丁寧に行えば、必要な範囲のみをキッチリ加工する事ができます。
ただし手順や養生資材の選定を間違えると…
せっかく頑張ってやった養生が機能せず不必要な範囲まで加工を行ってしまったり、周辺とのトラブルの元などになりかねません。
養生作業における注意点をいくつか紹介します。

「脱脂処理は確実に!」
テープを張り付けて養生を行う場合、強度や粘着力が必要とされる箇所には事前に油分やゴミを除去するための脱脂処理を行いましょう。
雨風のある屋外などの環境下、強度が必要となる部分などは脱脂処理を行う事で剥がれず、しっかりと密着し保護する事が可能となります。
脱脂を行う対象が樹脂や繊維の場合は使用する洗浄剤によって変形・損傷する可能性がありますので、洗浄剤と素材の組み合わせには注意が必要です。

「隙間はNG」
作業する内容にもよりますが、塗装作業などでは養生テープが少し浮いていた、少し隙間が空いていただけでも養生は全く機能しません。
隙間から塗料が飛散し、大きなトラブルの原因となる事も。
隙間なく確実に養生を行う必要があります。

「適正な養生資材を選ぶ」
養生資材には多くの種類がありますが、養生を行う目的や形状によって適切なものを選ぶ必要があります。
広い範囲で高い強度が必要な場合は段ボール、低い強度の場合はマスカー。
狭い範囲で高い強度が必要な場合は布テープ、低い強度の場合はマスキングテープ。
不適切な養生資材を使用した場合は余分に資材や時間が必要となったり、最悪の場合、養生の強度が足りず製品が損傷してしまう事も。
しっかりと必要となる強度に見合った養生資材を選定しましょう。

『まとめ』
現場作業における「養生」とは対象物や周辺を「傷や汚れから守る」もの。
しっかりと養生を行うからこそ、その後の作業が安心して確実に行える。

養生資材は色んな種類がありますが養生作業の目的、対象物の形状や必要となる強度などを考慮して適切な養生資材を選定する必要があります。
製品の仕上がりや損傷の有無を決定する「養生」は実は非常に重要な作業です!

原田鉄工では最も優れた素地調整である「大型ブラスト設備」と広大な「屋内塗装設備」を完備しております。
ブラスト処理によって完全に金属表面を洗浄・露出、表面に微細な凹凸を形成する事で、塗料の密着性を大幅に向上させ高い耐久性を確保します。
その後の塗装では膜厚や塗装環境を徹底的に管理する事で「長期間」「綺麗」で「錆びない」塗装を提供します。
【塗装は下地で性能が決まる!?】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/229378/
【長寿命化のためのLCC 低減】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/192445/

ご依頼いただく製品の養生作業も、もちろん承っております。
「養生の仕方が分からない」「養生資材が無い」などお困りでしたら是非お気軽にご相談ください。
複雑な形状などでもしっかりと養生を行います!
また可能であれば養生した製品の加工依頼もお待ちしております。
強度的に不十分な場合などは弊社で少し修正を行いますので、ご安心下さい。

【脱脂処理】塗装のプロが脱脂の方法と効果を教えます!
https://ja.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/244449
【塗装の基本 塗装する時の道具とやり方】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/205301/

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原田鉄工は空圧式ブランジャポンプ エアレス塗装機を4台保有しております。
広大な屋内塗装場を完備していますので、大型製品でも高品質な塗装を提供します。
第一塗装場 15m×13m
第二塗装場 31m×15m
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ブラスト・塗装の事ならお任せください。
ご相談、御見積りはこちらから
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クロロスルホン化ポリエチレンゴム(ハイパロン)(CSM)とは?素材特徴と違い比較|耐候・耐薬品性と着色性から見る製品用途とメリット

クロロスルホン化ポリエチレンゴム(ハイパロン)(CSM)とは?素材特徴と違い比較|耐候・耐薬品性と着色性から見る製品用途とメリット

【CSMの歴史と開発背景】
クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)は、1951年にデュポン社によって「ハイパロン」の商標名で開発された特殊合成ゴムです。耐候性と耐薬品性を併せ持つ材料として、特に屋外用途や化学工業用途向けに開発されました。また、自由な着色が可能という特徴から、デザイン性を重視する用途にも広く採用されています。

【化学構造と特性】
CSMは、ポリエチレンの主鎖に塩素とスルホニルクロリド基を導入した構造を持ちます。この独特な分子構造により、以下の特徴的な性質が発現します
- バランスの取れた物理特性
- 優れた耐候性・耐オゾン性
- 良好な耐薬品性
- 優れた着色性
- 難燃性

【製造方法】
主な製造工程
1. ポリエチレンの塩素化
2. スルホン化
3. 精製・洗浄
4. 乾燥
5. 品質検査

【グレードと規格】
塩素化度による分類
- 標準グレード(塩素含有量:27-29%)
- 高性能グレード(塩素含有量:29-31%)
- 特殊グレード(用途別カスタマイズ)

【クロロスルホン化ポリエチレンゴム(ハイパロン)(CSM)の物性】

▶主な特徴:
耐老化性、耐オゾン性、耐候性、耐薬品性、耐摩耗性、機械特性など優れる。自由な着色が可能。

機械的強度:4
耐熱性:4
耐薬品性:4
耐候性:3
耐寒性:3
耐油性:3
※「5:優れている」「4:良好である」「3:中庸である」「2:やや劣る」「1:劣る」の5段階評価です。ただし、本評価は原料ゴムポリマーの一般的な特性・傾向を相対的に表したものです。同じ材質であってもメーカー、品番・グレードによって評価が異なる場合がありますので、詳細についてはお気軽にお問い合わせください。

▶純ゴムの比重: 1.11-1.18

▶機械特性
 可能なJIS硬さ範囲 : 50-90
 引張強さ  : 70-200 kg/cm²
 伸び    : 100-500%
 反発弾性  : ○
 引裂き強さ : ○
 圧縮永久歪 : ○
 耐摩耗性  : ◎
 耐屈曲亀裂性: ○

▶物理的特性
 耐熱性(最高使用温度): 160℃
 耐寒性(ぜい化温度): -20~-60℃
 耐老化性 : ◎
 耐オゾン性: ○
 耐光(候)性: ◎
 耐炎性  : ○
 ガス透過性: 3cc・cm/cm²・sec・atm
 耐放射線性: ○~△

▶電気特性
 体積抵抗 : 10^14Ω/cm、25℃
 破壊電圧 : 600-800V/mil,短時間
 誘電率  : - 60 ∝

▶耐油・耐薬品性
 ガソリン・軽油: △
 ベンゼン・トルエン: △~×
 トリクレン: ×
 アルコール: ◎
 エーテル: ×
 ケトン(MEK): △~○
 酢酸エチル: ×
 水: ◎
 有機酸: △
 高濃度無機酸: ◎
 低濃度無機酸: ◎
 高濃度アルカリ: ◎
 低濃度アルカリ: ◎

▶主な用途
 電線、ゴムボート、ガスホース、耐候性、耐食性塗料、タンクライニング、野外用引き布、耐食性パッキン、耐熱耐食性ロールなど

【劣化の原因と防止策】
主な劣化要因
- 熱劣化:高温環境での使用
- 光劣化:紫外線による劣化
- 機械的劣化:繰り返し応力による疲労
- 化学的劣化:特定の化学物質との接触

防止策:
1. 適切な配合設計
2. UV安定剤の添加
3. 使用環境に応じたグレード選択
4. 定期的なメンテナンス

【用途別の特徴と要求性能】
1. 建築・土木分野
- 防水シート
- ルーフィング材
- 遮水シート

2. 工業用品分野
- 電線被覆
- ホース
- パッキン

3. 特殊用途
- タンクライニング
- 防護服
- 化学工業用部品

【市場動向と将来展望】
環境規制の強化に伴い、耐候性と化学的安定性を兼ね備えた材料としての需要が増加しています。特に、建築・土木分野での使用が拡大傾向にあります。

【素材提案 ~無数の素材から最適解を見つけ出す~】
素材の選択には、強度、弾性、耐久性、耐熱性、耐薬品性などの素材特性と、お客様のニーズ・用途を熟知、考慮することが重要です。
お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、創業60年・年間3万件以上の製造実績から、圧倒的な経験・知識を駆使して最適な素材をご提案することで、製品の性能を最大限に引き出します。

▶詳細資料のダウンロード
より詳しい技術情報や実績については、下記URLから資料をダウンロードいただけます。
https://ja.nc-net.or.jp/company/104618/dl/catalog/203135

ぜひ、社内の関係者様とも共有いただき、お気軽にご相談ください。


▶お問い合わせはお気軽に!

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児玉ゴムは「加工ができるゴム専門商社」として、柔軟な対応力を最大の特徴としています。素材提案から加工、卸売りまで一気通貫の対応が可能で、小ロットから量産まで幅広いニーズにお応えします。

以下の連絡先からお問い合わせいただけます。専門スタッフが丁寧にご対応させていただきますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

↓技術相談・見積依頼はこちらから↓
https://ja.nc-net.or.jp/company/104618/inquiry/input/

株式会社児玉ゴム商会
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