この度、新製品対応、設備更新を兼ねて ブラザーのSPEEDIO コンパクトマシニングセンタを導入しました。 日研のチャックをB軸に搭載し4軸の同時加工が可能な仕様になっています。 当面は、医療機械部品のSUS製品、鍛造材からのエレベーター部品などの加工を行う予定です。
2016年東京ビッグサイト 機械要素技術展で展示した端末加工形状の紹介サンプルの写真です。 切屑を出さずに相当な形状を作り出すことができます。 省資源でエコな加工方法だと思います。
材料には、スチール、ステンレス、銅、アルミなどのパイプがあります。
加工の種類としては
①拡管
②絞り
③ビード、ダブルビード、インナービード
④スプール
⑤バルジ
等々の組み合わせの対応できます。
取り扱いサイズとしては、φ4~φ35程度までの実績があります。
外径31mm、25.4mmのパイプで製作したウオーターパイプの試作品が約10点ほど完成しました。
その中でも大きいものを写真に撮ってみました。 100円玉が小さく見えます。 我が社では大きな製品になってしまいます。 まだ試作段階ですが、これからお客さんで検証してもらい、量産に向けて進んでいくことを願っています。
これまで銅パイプで製作していたウォーターパイプをスチール製に切り替えて大幅にコストダウンに成功した事例もあります。 パイプの中を流れる水の種類によっては十分にスチールパイプで対応できる可能性があります。
自動車部品、農業用器具、建設機械で使用されるパイプAssy製品です。 機械加工、パイプ端末加工、ブラケット製作、ロウ付け加工の集まった我が社得意分野の製品です。
多くのものは、STKM材のパイプに、SPHC鋼板で製作したステーなどを各種溶接で一体化しますが、中には、検圧管のようにステンレスの製品もあります。
ステンレス製品の場合は、ロー付けには銀ろうを使用しています。
千代田製のNCベンダー EX400 2台の設置が完了しました。 これで弊社の40型ベンダーの所有台数は4台になり、すべてフル稼働状態になっています。 その一方で逆に30型ベンダーの仕事量は減少してしまいます。 30型ベンダーでφ25.4、φ27.2程度のパイプまではどんどん曲がりますので、曲げ加工で、思案されている場合は、是非相談をお寄せください。 パイプの端末加工、ブラケット、ステーの溶接、フランジの機械加工、ASSY後の表面処理まで一貫してお引き受けできます。
最近立ち上がった製品の紹介です。 フラットバーからの全切削加工製品とSTKMパイプ材の加工製品です。 どちらとも少量・不定期な量産製品になります。
ステンレスフラットバー材からの加工は、バレル研磨で表面を仕上げています。
パイプを組み合わせた製品は、初期投資を抑えて切削品をロウ付で一体化させたりして、少量品でもそれなりのコストパフォーマンスで完成しています。
バー材長さ4000mmまで対応の材料供給機のついたNC自動盤です。 油の中で長尺材料が回転するので、回転時の材料のブレが少なく、加工精度が良い状態が保たれます。 パイプ材、丸棒、六角材などに対応できます。
各種エンジンのオイルレベルをチェックするゲージの通るガイドパイプです。 多くのパイプがSTKM材を使用しています。 表面は、環境負荷の少ない三価亜鉛メッキ、ニッケルー亜鉛合金メッキ、鉄-亜鉛合金メッキ、カチオン塗装などを施しています。
丸棒材からの加工が多く、両端をネジ加工してボールベアリングを組みつけたもの、ヨークを溶接したもの、さらには板金小物部品を組み付け溶接したものなど様々です。 丸棒の場合は、三次元に曲げ加工を施したものも多くあります。
丸棒の場合、外径6mm~16mm程度のものが多くあります。 パイプ材を使用するときはφ15.9のSTKM材が中心です。
お客様によっては六角棒からの製作依頼もあります。 ベアリングメーカー様からのOEM対応も行っています。
用途は、自動車、バイク、建設機械、農業用機械、鉄道用車両等様々です。
レーザー加工した後の穴あけ、タップ立て加工例です。 角材、平板からの削り出し、プレスでのブランク加工、鍛造等ベストの素材との組み合わせから加工に入ります。
材質は、スチールパイプのSTKM材。
いろいろな形状のガイドパイプで、形状の統一化が図れる部分を統一して、今回は、その部位については切削で対応しています。
形状の統一の難しいパイプの三次元曲げの部分はNCベンダーで加工しています。
最後にこの二つの部位をロー付け加工にて結合させて完成です。 表面処理は、三価の亜鉛メッキを施していますが、防錆力の強い合金メッキ、あるいはカチオン塗装にも対応できます。
東洋精機株式会社の精密小型マシニングセンターTVT324Sです。
移動量は、X:500mm、Y:400mm、Z:300mm
テーブルの広さは650mm×400mm
主軸回転速は12000/minまで対応しています。
小型機械ですが40番に近い加工が可能で、鍛造品、ステンレス品の加工を予定しています。
コムコ製の15型タイプのNCベンダーです。 平成30年7月豪雨後最初に稼動を開始した新設NCベンダーになります。
φ4程度~φ12程度くらいまでのパイプの三次元曲げに威力を発揮してくれます。
このサイズのベンダーは、災害後修理復旧した設備とさわせて2台稼動できる状態になりました。
これより小さいパイプの三次元曲げには千代田製の10型ベンダーが控えています。
主力の30~40型サイズベンダーとあわせ12台程度のNCベンダーが稼動中です。
7月初めにキーエンス製のハンディプローブ三次元測定機が仲間入りしました。これまでのミツトヨ製の門型三次元測定機と合わせて二台の三次元測定機を有することになります。 お客さんのご要望、製品の特性にあわせ使い分け今まで以上の品質保証体制の強化に努めていきます。
6インチ仕様のNC旋盤、ローダー、アンローダー付仕様になっています。 刃物側が移動しながら切削するのではなく、チャック側が移動して切削するタイプになります。
現在は、SGD3M φ40程度のボス形状の製品を加工しています。
アルミパイプの拡菅、ビード出し、曲げ加工の製品です。 春から量産開始予定です。
材質:ステンレス
加工方法:平面研磨加工
サイズ:80X80㎜
対応力:小ロット可
【特徴】
ステンレス材でのパイプとフランジを溶接した製品です。
溶接で発生した歪みをなくすため平面研磨加工を行います。
ステンレス材なので磁石につかない為、専用治具を製作し加工可能になりました。
溶接後での歪みなどでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
【業界・用途】
自動車 建設機械 ドアミラー検査治具
【加工方法】
5軸複合加工機 DMU65MB DMG MORI
【数量・ロット】
LR1セット~
【形状・サイズ】
複雑形状 50mm×100mm×200mm
【材質】
アルミ A5052
【特徴】
自動車ドアミラーの湾曲した複雑な形状を再現し、
不安定な曲面を固定するために三次元形状の受け治具を製作し、
しっかりクランプするために五軸加工機を用いて、3D加工をしています。
その他、自動車外装内装検査治具にも対応可能です。
☆コロナによる世界恐慌が予測される中、呉匠はピンチをチャンスと
捉え、この時期にあえてチャレンジを続けてまいります。
ご質問や、問い合わせがございましたらいつでも受け付けて
おります。
【業界・用途】歯部がMCナイロン製のギヤです。
【加工方法】旋盤加工で仕上げたS45CとMCナイロン(MC901)を圧入。(←弊社はここ迄済んだ材料を支給頂いてますが、対応も可能です。)
材料支給後、縦型マシニングセンターで回り止めホロセット挿入用のタップ加工。
【特徴】S45CとMCナイロンが滑って回ってしまうのを防ぐことが目的なので、異なる二種の材料にまたがって加工をしております。
また、加工時に刃物が柔らかいMCナイロンの方へ逃げていくので、それを防ぐ為にタップ穴の中心を硬いS45C側へオフセットしたり、刃物の長さや材質も最適な条件を見付けて加工しました。
【サイズ】およそφ160×35
【数量・ロット】実績:数10ケ/ロット
【納期】実績:材料着後1週間程
【材質】アルミニウム(A5052)・・・その他、A7075、A2017、なども対応可能です。
【形状・サイズ】200角ほど・・・弊社五軸加工機のテーブルサイズはφ650
【ロット】10ケ以内、スポット案件。・・・その他単品、更に多い数、リピート案件も御相談にのります!
【工法】五軸加工機(マシニングセンター)にて6F材から総削り出し。
一段取りで五面を加工することで穴同士の位相・精度を確保し、この複雑形状をツーチャックで加工完了!!
【用途】軽量高強度が求められる機械設備の一部品。
【特徴】五軸加工機で段取り回数を減らすことで、
・リードタイム短縮
・段取りミスの可能性の低減
・コスト減
☆サンプル品製作も御相談承ります!
浸水する水の浮力を利用して、全自動で起伏する防水板です。浸水する水の水位に応じて
24時間無動力・無操作で全自動で起伏するため、夜間や無人の施設でも確実に機能し安心です。官庁舎、マンション、商業施設、工場、空港、病院、学校、現在日本全国の様々な施設に導入され、水害から重要な施設や人命を守っています。
耐久性の高い丈夫な扉(最大25tの通過耐荷重)を油圧や水圧のシリンダーで起伏させます。建物の入口から海岸の堤防など、幅広い場所に設置が可能です。防潮ゲートとして活用されている例もあり、公共インフラ設備としても活躍できる防水板です。